C_2H_5OHのブログ

近況や趣味を書いたり、ちょっと物理や数学の話したり

数物セミナーで人生が変わった話

1.謝罪と注意

まず,謝罪で始まってしまいすみません.数日前にある文書を公開したのですが,そのときは不真面目に書いてしまいました.ごめん.

これは昔からある気恥ずかしさとかそういったものからくる格好付けであり,本音を全く書かずに逃げる癖のある私の一番よくないところです.他の執筆者は本当にまじめに執筆されているので,不真面目な私のことは「子どもだな」と思ってください.

 

後半になる度に似たようなことを書くのも野暮なので短くなっていきます.

 

きっと関係者以外は知らないことしか書かないので,興味ない人はそっ閉じして,「こんなガキがいるんだ」と笑い話にしてくれればと思います.長々と稚拙なものを書いてしまってすみません.

(あと恥ずいので,これをよんで俺に実際にあったとしても言及しないでね.)

 

2.第18回

 私の数物セミナーの始まりは,第18回の数物セミナー合宿です.そこでは私は解析力学班で初めてのゼミを体験しました.初めてでゼミのやり方なんてわからず,ほんとにお気持ちをお話することしかできない粗末なゼミをしてしまいました.しかしそんなゼミをしてしまっても,班員のみんなはまじめに話を聞いてくれました.なので,緊張はありつつ楽しむことができました.当時の班員にはほんとうに感謝しかありません.ありがとう.

 そして夜ゼミでは量子力学のお話を聞いたり非常に有意義な時間を過ごしていた気がします.例えば,物理のイベントで「サマーチャレンジ」というものがあるのですが,その情報もここで手に入れて次年度に参加申し込みをしました(しかし時勢の関係でなくなりました).薄情というか私があほな人間なの「大事」な記憶なのにすでに記憶が薄れていっています.涙が出てきます.

 最終日前夜,そこで事件は起きました.私の1~3代前の会長の皆さんと夜通しお話をしました.そこでは「ぎんなん」や「ボンジュール・マダム」,「トポロジカルじゃんけん」などの面白い話題(詳細はアドカレのどこかで誰かが執筆していると思います)や数物セミナーの昔話などをききました.何よりも「ぎんなん」と「ボンジュール・マダム」が衝撃的過ぎて,私が数物セミナー人生の契機となるものに出会いました.また彼らの話はどれも面白く,また数物セミナーという団体を大事にしてきたことが伝わる話で私もその一員になりたいと思いました.

 これが私の数物セミナー人生の幕開けです.

 

3.第19回合宿

 これはたしか静岡で開催された合宿で私は庶務として,18回の解析力学班で一緒だった動機と一緒に庶務をしました.

 静岡はめっちゃきれいなとこで会場としては一番だと思います.

私はこのとき量子力学班で参加したと思います.班員も最高で,一人遅れてきた人がいましたね.さいこう.班員の一人とは二年くらい前?の合宿であったけど元気そうで何よりでした.あと他の班員も人のうわさ話やツイッターで観測して元気そうで何よりでした.ゼミに関しては前期量子論をやっていたのですがかなり難しくて班員でう~んう~んとうねうねしながら読んでいたと思います.たのしかった・・・

 当然,よるゼミもあったわけですが,このときに伝説の講義「楽しいNewton力学」(たしかタイトルはこうだったと思います)が生まれました.ツイートがあった気がしますが探すのが面倒なのと,あればあの場所であの人がやるから伝説となったと思うので引用はしないでおきます.

 さて,就寝時間になるわけですが当然寝ることなんてできないわけですね.なぜなら予習が終わってないし面白いことが起きるからです.予習を終わってないから進捗部屋に向かうわけですが,そこでは多くの人がいろんな話(学問的な話から関係ない話まで)をしていて最高の空間でした.

夜も深まったころ,あることが始まるわけですね.そう,「句会」と「銀杏」です.

これらのゲームは,数物セミナーの一大イベントといっても過言ではありません.頭のおかしいゲームではあるけど,これは定期的にやらないと禁断症状がでるくらいです.詳細は他の記事に任せます.

そして寝不足のまま「集い」に参加し,またゼミが始まるわけですね.控えめにいってもあほですね.このころは3泊4日で睡眠時間4,5時間とかいう意味わからん生活していました.

この回も最高に楽しかったです.

 

4.第20回合宿

この回は確か途中で指揮をやらないかという話が回ってきて,那須で開催されたと思います.まだ会員になってからそこまでたってないので指揮をやるのは非常に心配でした.しかしたくさんの人に支えられながらもこの回を終えることができたと思います.ただ一つ後悔というかよくなかったのが,リレーセミナーにも参加していたのですが,そのセミナーでは全く予習もできず,班員に迷惑ばかりをかけてしまいました.その時の班員には本当に申し訳なく思っています.

なので何事もなく終わったという意味では成功ですが,班員及び指揮としては無能な人間でした.

指揮補佐の人は18回の解析力学班から一緒にやっている人で,非常にお世話になりました.ありがとう.(最近ツイッターでエアリプ見て,忙しそうだけど元気そうでよかったです)

この回も前回同様で面白いことがたくさんあったのですが,同じようなことの繰り返しになるので,割愛させてください.

確かこの回あたりでよぞらくんとゆいちゃんの存在を認知したと思います.(実はゆいちゃんとはどっかの自主ゼミに参加していたのだけど,結局ゆいちゃんは参加しなかったので,このときが初めましてかな)あとこのときに私が一番謝りたい人とも出会っているのですが,ツイッターとかなくなっているのでここではAさんってことにしておきます.(たぶん一部の人にはずっと謝りたい・土下座したいと言っている人なのでつたわるかな)

 

5.第21回~(非開催)

ここからしばらく非開催の期間が続きました.理由は感染症がはやり始めたからです.

私は物理教務として運営に携わっていて,数学はゆいちゃんがやっていました.一緒に班を決めたり楽しい準備期間でした.指揮はトムさんでてきぱきと仕事をしていて準備は完璧でした.しかし感染症が蔓延し合宿がばらしになってしまい,非常に悲しい結果になりました.開催されていたら間違いなくおもしろい回になっていたと思う.後悔しかないです.

ここでとりあえず非開催期間の合宿の話を終えます.ここからは私がただ楽になりたいという自己中心的な考えの謝罪です.

上記にあったように私にはどうしても謝りたい人がいます.理由は仕事を相談なしに押し付けようとしてしまったことです.このころ私は会長という役職をやっていたわけですが,引き継がなければいけない時期にありました.本来であれば合宿で適当な人にお願いするべきなのですが,非開催なども重なり,ある会議でお願いできませんか?という風に断り難い状況でお願いしてしまった.これは絶対にいけないことです.もしこれを読んでいる人で引継ぎをしなければいけない人がいるなら,ちゃんと手順を踏んでお願いしてください.このとき,ゆいちゃんがいなければ私は押し付けていたことになっていたと思います.結局そのときは引継ぎはなしになりましたが,Aさんに多大な迷惑をかけてしまったこと,本当にごめんなさい.そして止めてくれた人もありがとう.

結局しばらくしてだめじゃんが引き受けてくれることになったので,だめじゃんには感謝しかありません.ありがとう.

 

6.第22回合宿

時勢が落ち着きやっと合宿を開催できるようになりました.その頃にはすでに学部4年の後期で,これが最後の合宿になる予定でした.私は庶務として運営に携わり,運営はゆいちゃんやよぞらくん,だめじゃん,わっふるくん,つなさんなど見知った仲で引継ぎなどをかねていました.

私はRSは力学系班に所属し,だいぶつやあずらいと,Bくん,Cくん(最近あったり,ツイッターやってるけど割と個人情報とかなので伏せます)となぜかわからないけど爆速でスメハデバニーを読みました.しんどかったです.でも楽しかったよ.ありがとう.

この回で多分初めてちゃんとだめじゃんと話した気がします.だめじゃんはよく助けてくれいたけど,いままでちゃんと話したことはありませんでした.本当はめちゃめちゃあついやつでいいやつでした.だめじゃん,よぞと話しをしていたときのことは今でも覚えています.

そして,いろいろ楽しいことが終わりつつ,私の数物人生も終わりに近づいたころである,最終日.ここでゆいちゃんと話し,後悔があるからまだ終わりたくないねみたいな話をした気がします.そしてそこから何人かで話して決まったAdvaancedの開催です.こうして私の数物人生は延命されました.

 

7.Advanced

数物セミナーAdvanced初回の指揮(たしか?)は私がやり,指揮補佐にゆいちゃんが入り,他のメンバーはトムさんやとまとんなど過去に開きたかったときのメンツを集めていたような気がします.しかし,感染症が再度猛威を振るい結局開催はできませんでした.悲しいつらいしんどいと正直虚無でした.

ここで終わりかなとも思ってしばらく事後処理をしていたような気がします.

 

そしてAdvancedは1st(実際)になり,私は運営に関わりませんでした.念願の無職です.

そのときはただひたすらに力学系班で楽しみました.ゼミはラップバトルで,隣の班から苦情がきました.本当にうるさくしてごめんなさい.でもちゃんとゼミはしていました.結局うるさい力学系班とよくわからん宇宙班?が同じへやに置かれてなかなかに混沌としていました.

終わった後,次回をどうするかでカフェで話していて私は指揮補佐を請け負った気がします.

 

8.Advanced2nd

私はこの回に指揮補佐として参加しました.なによりもよくなかったのが,RSも運営も経験をもとに後進を育てることを考えなかった点です.もうこの時点で老がいでしかない.

実際に私はこの回も楽しかった,おそらくこれは私だけかもしれないしそうでないかもしれない.

一番記憶に新しいのにいろんな思いや記憶と混ざって詳しくはかけないです.断片的に思ったことを書いておきます.

まずRSについて.私は当然のごとく(?)力学系班に属していました.みんな諸学のことをやろうということで「初等」と書かれた本を読みました.これは洋書でいえば"elementary"の意味で"introduction"の意味です.なのでしんどかったしわからなかった.あと幾何学なんもわからん.学部生にたくさん助けてもらいました.ありがとう.あと班員のみんな力学系にきてくれてありがとう.俺は力学系が大好きだからみんなにもその一端に触れてほしかったのだけど,うまく話ができなくてごめんね.もしこれからも力学系の話をみたなら,お話程度にきいてくれれば,力学系界隈の人間としてうれしいです.俺のことは忘れていいけど力学系のことは頭の片隅においておいてほしいな.(でもやっぱあったときはちょっと話たいというメンヘラ気質であったりする)

 

さて,運営についてだけど,個人的には特に問題なく終えられた,とは言えないと思っています.責任を押し付け周りに迷惑をかけてしまいました.そして,みんなはちゃんと数物セミナー全体のことを考えていたけど,私は結局自分のことで精いっぱいで,自己中心的でした.これだけ数物愛がある人たちがいて,俺はなんも考えてなかったのだと痛感しました.

 

9.談話会

最後に,私が数物セミナーに何かお返しができればと思い,談話会の対面開催をしました.結局これも自己満足で,それでも少しは手助けになれていたらうれしいです.

講演者のほとんどはだめじゃんが交渉してくれました.ありがとう.

私は主に会場の準備などを同じ大学の会員としました.簡単なお仕事です.

談話会も,運営みんなの協力がなければうまくいっていなかったと思います.ありがとう.

 

10.最後に

 談話会のときに感じてしまったのだけど,「あぁもう終わりにしよう」って.

新しい時代に入っているんだなと思ってしました(遅い).なので多分このアドカレを契機に,談話会の引継ぎとかを書いて数物人生を閉めます.

 

およそ6年間,俺に関わってくれた人,助けてくれた人,仲良くしてくれた人,数物に参加してくれた人,本当にありがとうございました.数物セミナーに関わることで間違いなく俺の人生がいい方向に変わりました.

 

楽しい時間をありがとうございました.